「鹿児島県歴史・美術センター黎明館」は、去年3月まで「歴史資料センター黎明館」と呼ばれていました。
開館してから37年、慣れ親しんだ名称を変更したのは余程のことがあったのでしょう。
県のホームページで調べてみると、「美術・工芸品を収蔵している現状を踏まえ・・・」改称したとのこと。
「資料センター黎明館」から「美術センター黎明館」へ。
格が上がったような感じです。
その美術・工芸品や来館者を警護しているのが、当社の警備スタッフです。
2021年5月13日、職場巡回で黎明館様にいきました。
「力を合わせて警備にあたっています」とは責任者の市さん。
今年2月に責任者となり責任を背負うことの重圧を感じているようですが「スタッフの協力で助けられています」とも。
写真をとる間、少しの時間、持ち場を離れたのですが、気が気でないらしく、写真を取り終わると走って持ち場に戻っていきました。
責任者になるとは責任を引き受けるということ。責任を負わされるということ。
責任から逃げることも目を背けることもできない。
走り、持ち場に戻る後ろ姿に、責任者の覚悟を見たような気がします。