2020年11月9日、鹿児島市の文化施設「かごしま近代文学館・かごしまメルヘン館」様に行きました。
受付案内に当社のスタッフが勤務しています。
メルヘン館は、ミニアスレチックや、童話の世界を表現した展示物があり、子どもが喜びそうな施設となっていて、連日多くの子どもたちが大人に連れられてやってきます。
今年はコロナの影響で休館していた期間がありました。
再開しても、お客様はまばらで、ここ最近になって徐々に増えてきました。
新型コロナウィルス感染症予防のため、一度に入館できる人数を制限しているので、待ちのお客様が密接とならないように声がけをするのも大切な仕事です。
まあ、言わなくても、誰かが言い出しますけどね、「3密」を避けましょう。
昨日の日曜日、それこそ10年とは言わないぐらい(冗談ではなく)ぶりに霧島の大浪池に行ってきました。
新聞に、霧島の紅葉が進んでいる内容の記事と大浪池の写真が載っていて、心をひかれたのか、土曜の夜「明日どこか行く?」と家族の声に、「大浪池は」と反応したのです。
いつもだと、蜂がいるとか蛇が出るとか、暑いの寒いの疲れるわと、何かと行きたくない理由をつけて却下していたのに、今回は不思議と「行こうか」ということになりました。
大浪池登山口から頂上まで40分と書いてあって、私たちは50分かかりました。
早い人は30分で登るのだろうから平均40分ということでしょう。
登りきった小屋での出来事。
しっかり3密が守られていました。
きっちり間隔をあけて休んでいたし、入口のドアは誰かの杖がつっかえ棒になって開けっぱなしになっていて冷たい風が吹き込んでいました。
何となくギスギスしたこの状況を見ていると、何だか心にすきま風がふいているようです。
メルヘン館にくる子どもたちも、思いっきり密状態で遊びたいだろうな。
それが自然だと思う。
受付のお姉さんに勢いつけて抱きつきたいだろうな。
ハイタッチしてもらいたいだろうな。
それがなかなか出来ないと、受付スタッフ、しょげておりました。