台風10号の接近にともない最大級の警戒を呼びかけたこともあり、九州や中国四国で20万人を超す方々が避難したようです。
台風が通り過ぎた昨日から被害の状況が見えてきましたが、今朝の新聞も1面トップから被害状況を伝えていました。
新聞1面から目を通していき地方面に移ると「えっ」
「玉里邸庭園シンボル樹折れる」(南日本新聞2020年9月8日)
って、ここは4日前に職場巡回で訪れて「台風が過ぎたあとは折れた小枝とかの片付けが大変ですね」とスタッフと話していたところ。
樹齢180年を誇る庭園の象徴「タイサンボク」が折れたとは驚きです。
「180年前だと西郷隆盛が12歳の頃か」
とその時代のことを想像し、折れたことを伝える新聞記事と写真を見ながら「無常観」というものを感じました。
現在は新型コロナウイルスで世の中が一変しています。
ブラジルでは、大統領が新型コロナウイルスは「ただの風邪」だと軽く見ていたのが良くなかったのか、7日現在の感染者数は400万人を突破し、アメリカに次ぐ世界で2番目に多い12万6000人の方が亡くなっています。
アメリカの死亡者数18万8000人。日本1363人。韓国336人。
明日は明日の風が吹くというが、強風が吹き荒ても大丈夫なように準備を日頃からしておきたいと思います。
写真1、9月4日、台風前のタイサンボク(奥の茶室左側樹木)
写真2、9月8日、被害を伝える新聞記事