清掃業務課は、本社勤務と現場勤務があります。
現場勤務は、本社に出社せず、水族館とか病院、商業ビル等そろぞれの配属先に直接出向いて、床を掃く、掃除機をかける、トイレ掃除をするなどの業務を毎日行います。
仕事が終わると、本社に寄ることもなくそのまま帰ります。
本社勤務は、毎日本社に出勤して、その日予定されている現場にそれぞれ向かいます。
業務は、ハウスクリーニング部門とビル清掃部門があります。
ビル清掃は、店舗やオフィス等の床洗浄ワックスが主な仕事になります。
今日(2020年3月6日)、南部清掃工場様ビル清掃の現場へ同行しました。
おおまかな仕事の流れは次のとおりです。
1.事務所にある机、椅子、他すべてのものを持ち出し、部屋をからっぽにする。
「備品はお客様の大切な財産です。手荒く扱って傷つけないようにソォーッと運び出します」とはチームリーダーの有村勇一さん(56歳)
2.部屋の物がすべて持ち出されたら床面洗浄に入ります。
床面に洗剤をかけながら、ポリッシャーという”まーるい”大きなタワシがぐるぐる回転する機械を使って汚れをこすり取っていきます。
3.そのあとを、相棒の諏訪原康樹さん(29歳)が汚れた洗剤水を集めていきます。
道具は、車のワイパーとチリトリを大きくしたようなものを使います。ホウキとチリトリでゴミを集めている感じです。
4.次に、汚水を回収しただけでは、床表面に汚れと洗剤分が残っているので、固く絞ったモップで拭き上げます。
5.そのあと、床面を乾燥させてからワックスを塗っていきます。
ワックスを床にたらし、ワックス用のモップを使って均一に塗り込んでいきます。
塗り終わったら乾燥させます。乾燥は扇風機(家庭用4台分位の大きさ)を使います。
乾いたら、2回目のワックス掛け。ワックスを塗り重ねていきます。
以上、おおまかな流れです。
「キレイなった床を見ると満足感があって仕事楽しいですよ」とは有村さん。
「お客様が喜んでくれて『ありがとう』って言ってくれるから嬉しい。やりがいがありますよ」とは諏訪原さん。
みんなが笑顔になるこの仕事、素敵です。