ブログ更新 (不易流行)

ラグビーワールドカップ日本大会最終日の2019年11月2日、グリーンのユニフォームに身を包んだ南アフリカ代表チームが2007年以来3大会ぶりに世界一に輝いた。
同じ日、芙蓉商事の本社事務所カーペットが20年ぶりにグリーンのカーペットに張り替えられた。
南アフリカとはグリーンつながりだけで何の関係もないけれど、両方とも鮮烈な印象は同じだった。
準々決勝で日本と戦う南アフリカの強さは強烈な印象として残り、グレーからグリーンに張り替えられた事務所の雰囲気の変わりようには新鮮さを覚えた。
不用となったグレーのカーペットには、20年の間に何人の足跡が残ったのだろう。
振り返ると、20年前当時の社長、副社長、常務は鬼籍に入り、総務の瀬戸課長、後任の堤課長ともに定年退職し、今年も多くの新入社員が入社した。
この間、変わらずに続けていること、変えてきたものがあります。
快適環境の実現と、地域に必要とされ愛される企業を目指すこと。
この理念が変わることはありません。
これから先、新しく敷き詰められたグリーンのカーペットに、どのような足跡を遺せていけるのか。
企業を取り巻く環境や職場を取り巻く環境は変化し続けています。
ここ数年、働き方改革が叫ばれ、AI(人工知能)の進化によりAIにとって変わられる仕事があるとも言われています。
本質は変えずにどう変えていくのか。
20年後、グリーンのカーペットが擦り切れた頃の会社を想像しながら、当社にとっての不易流行(ふえきりゅうこう)を考え、大きな足跡を遺せたらいいなと思っています。
不易流行:(芭蕉の俳諧用語)不易は詩の基本である永遠性。流行はその時々の新風の体。共に風雅の誠から出るものであるから、根元においては一つであるという。[広辞苑]
不易:かわらないこと。不変。[広辞苑]

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