御楼門(ごろうもん)の建設資金が足りないらしい。
寄付金追加募集の新聞記事を目にしたのは今年の2月。
それから数日して御楼門復元実行委員会の事務局長が当社に来られました。
追加の寄付金目標額は5000万円。支援のお願いで各企業を回っているそうです。
御楼門とは、かつてあった鶴丸城の木造2階建ての武家門のことで、場所は県歴史資料センター黎明館の正面中央になります。
先の事務局長には検討してみますと返事して、その日はお帰りいただきました。
黎明館様には長年(ながねん)お世話になっており、受付案内業務と警備業務は当社のスタッフが従事しています。
社内でこのことを話すと、ココチ基金選考委員会が取り上げて基金の拠出先として承認されました。
ココチ基金とは、社員の毎月の給料と年2回の賞与から、100円未満の端数を寄付してもらい積み立てたものです。
その中から15万円と会社から15万円、合わせて30万円を寄付することになりました。
2019年5月14日、県庁内にある鶴丸城御楼門建設協議会を訪ね、事務局長の寺原様へ基金を手渡してきました。
御楼門の大きさは国内最大級ということなので、世間一般の注目度も高くなるに違いありません。
そこに完成記念銘板(めいばん)がおかれ、「芙蓉商事ココチ基金」が刻まれます。