芙蓉商事の会計監査を受けた。立ち会ったのは入社した時からかぞえて18回目の監査である。
監査役の田上十志夫様は平成7年に当社の監査役となり23回目の監査となります。
平成30年10月19日、熊本の八代にある自宅から鹿児島の本社に「陣太鼓(熊本の有名なお菓子)」をさげて約束の時間より45分も早くやってきました。
83歳になる監査役はメガネの助けを借りずに細かい数字を追っていき、頭脳の明晰(めいせき)さにも毎回驚かされます。120歳まで監査役として頑張るそうです。
監査役がときおり話す会社経営の哲学を聞きながら今期も正直な経営を誓います。
今朝のニュースでは、「KYB」と子会社「カヤバシステムマシナリー」による免震・制振装置のデータ改ざん問題が大々的に取り上げられていた。
会社経営で大切なことは、会社を存続させること。
お客様の信頼を失う不正はとんでもないことである。
田上監査役120歳まであと37回の監査。
「監査報告、いずれも正確かつ適性であることを認めます」
37回同じ監査報告。続くに違いありません。