2017年8月8日(火)職場巡回で鹿児島市立美術館様の受付スタッフに会いに行きました。
時間は午前9時すぎ。入口付近にたむろしているセミたちは、そのへんのセミとは格が違った。
うるさいを超えて耳が痛いどころか助けて~、ヤメテ~。と叫びそうなる。
急いで館内に入るとそこは別世界。
クールビス期間中の冷房の設定温度は28度が目安とされています。
ここは、ちょっとヒンヤリ。長い時間いたら冷え切りそうです。
室温は・・・・・・
今まできいたことがない20度。20度ですよ。湿度は50%。そして薄暗い館内。
7月、8月の最低気温でも25度を下回ることはないので、やはり別世界です。
20度だと冬服がちょうどいいくらいです。
半袖にスカートの制服では、冷えます。
見せてはもらえなかったけど、ホッカイロ、貼ってます。
昼休み、カメの甲羅干しじゃないけど、日光浴します。
だったら冷房の温度あげれば!
あげられないんです。
あげられない理由があります。
いま、「バロックの巨匠たち」と題した特別企画展で、バロック絵画を展示しています。
バロック様式は16世紀末から17世紀初頭にかけてイタリアを起源として成立し、18世紀初頭までにヨーロッパ全域に広がりました。
そのヨーロッパ各国から集めれた絵画が、ここにあります。
「寒い」とか言ってられません。
絵のコンディションを保つために必要な温度・湿度・明かり、らしいのです。
ゾクゾクします。
寒いんじゃなくて絵の素晴らしさに。
9月3日までとなっています。
バロックの巨匠たち-ヨーロッパに広がった光と影の奇跡
http://www.city.kagoshima.lg.jp/artmuseum/index.html