社長の湯ノ口隆洋です。8月21日、22日の2日間休みをとって富士山に登ってきました。
詳細は社内報に書こうと思いますが、5合目から頭が痛くなりだし、やがて吐き気、めまい、動悸、息切れと、下山するまで高山病に苦しみました。
高山病は、二日酔い、車酔い、船酔いの症状に似ています。歩き続けることがどれだけ辛いか想像できると思います。
富士山に登って下っている間、感動も喜びもまったくありませんでした。
頂上に着いても、何の気持ちの変化もありません。
立っているのがやっとで、苦しみ以外の感情がなくなっていました。さらに頂上は真夏というのに気温はわずか5℃の凍りつく冷え込み。立っていられない強風が吹き、体感温度は1~2℃です。(写真は、1枚だけ写した頂上での写真、気力を振り絞って笑顔をつくりました)
頂上まで登れたのは、日本一高い山に登るという目標に対しての意地やプライド、辱(ハジ)だったと思います。
苦しみだけの感動も喜びもない登山でしたが、下山したところで1件の電子メールに大喜びし、深く心を動かされました。
“今期の営業目標が明日にでも達成出来そうです”
営業課、部門長、そしてスタッフ全員の協力に涙が出そうでした。目標に対する意地やプライド、辱(ハジ)の気持ち、部門の壁を越えたチームワーク、組織力が目標達成をもたらせたのだと思います。私の好きな上杉鷹山の言葉より
「為(な)せば成(な)る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」