来客があるとわかっているとどうも落ち着かない。
今日は横浜からISOの審査員が来ることになっています。
2020年2月4日は立春。旧暦では一年の始めとされた日の午前9時少し前にお見えになりました。
1年ぶりの再会、旧知の間柄であるかのようです。
「マスク着用ですね」
「空港はすごいことになってるよ。CAもつけてる」
想像すると、狭い飛行機の中は乗員、乗客全員がマスクをつけて異様な雰囲気。
不安な気持ちを抱えながら時間をやり過ごしたことでしょう。
新型コロナウイルスによる中国国内の死者は361人にのぼり、2002~03年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の死者を超えたようです。
9時から審査員と関係する社員が集まってオープニングミーティング。
会場の雰囲気は、ボクシングの試合前にリング中央に選手同士が向き合って、体をぶるぶる震わせながら、レフリーの注意事項を聞いている。
そんな感じです。
9時20分、第1ラウンドのゴング。試合開始です。
まずは測定・分析・監視・改善プロセスと、マンション管理プロセスの審査が始まりました。
最終ラウンドは審査3日目の経営者インタビュー。しっかり(こ)たえて判定まで持ち込まなければなりません。
場合によっては途中で審査打ち切りということもあるようなので気が抜けません。
審査員と3日間濃厚接触することになります。
良い機会なので勉強だと思い濃密な時間を過ごしたいと思います。