2019年12月6日、本社に所属するスタッフの忘年会がありました。
終盤、余興も盛り上がり、そろそろお開きかというところでパチッと照明が消され・・・。
この間(ま)はじれったい、なに、早くぅ。
「社長にやめてくれと言われたけど今年もやっちゃいま~す」
と幹事の花野さん、ハッピィ・バースデー・ツゥー・ユー♪
両手にケーキを抱えてせまってくる幹事。
ハッピィ・バースデー・ツゥー・ユーの大合唱が起こり、この時間がとても長く感じられ、歌い終わるのに合わせてフゥ~、とロウソクを消して、パチパチパチパチおめでとう~と続く。
この流れの中心にいる私はなんとも恥ずかしい。
本当はとても嬉しいのだけど、子どものように手ばなしで喜べないのはどうしてだろう。
素直に喜んでいいのに。
「誕生日は20日先の26日ですが一足早く誕生日を祝ってくれてありがとう」
満58歳になって不思議に思うことがあります。
それは、まだ働けるし、これからも働くだろうということです。
昭和の時代(35年ほど前)は、55歳という年齢で定年を迎えるのが当たり前でした。
当時、それは自然なことで、55歳ともなれば立派なおじいちゃん。
高齢者と呼ぶにふさわしい風格がありました。
それから、平成になり令和の時代に58歳になる私の見た目はというと(主観ですが)、とてもおじいちゃんには見えない。
貫禄も高齢者の風格もありません。
最近では、平均寿命が伸びたこともあり、人生100年時代と言われるようになりました。
そうなると、会社勤めの人の定年は70歳になりそう。
80歳になるかもしれない。
いや、定年がなくなって生涯現役時代が到来するかもしれません。
で、忘年会はというと、45名の参加があり、幹事の調子に乗せられて、会場は大いに盛り上がり、令和元年最後の日まで無事故を誓い、池田取締役に最後はきっちり締めてもらい、私は足取り軽く、というかダッシュで帰りのバス停に向かいました。
人生100年、もう少し走れそう。