ブルース・リー(香港の武術家、俳優)の怪鳥音を思い出した。あの、格闘の際に発する「アチョー」です。
なぜ、思い出したかというと、聞こえてきたからです。アチョー。
正確には「チェストー」かもしれないし「イャアー」かもしれないけど、聞こえてきました。
これは怪鳥音ではなく、「猿叫」と呼ばれているらしい。
猿が叫ぶ、と書いてなんと読むんだろう。さるさけび、エンキョウ?
猿が叫ぶか。
目にしたそれは猿ではなかったな。迫力が違うというか気迫が違った。
鬼気迫る、といったら言い過ぎかもしれないけど、これで向かって来られたら怯(ひる)むな。
声の主は、野太刀の技を継承した自顕流(じげんりゅう)の使い手の皆さんと生徒。
2019年6月22日、鹿児島市池之上町の「福昌寺」(玉龍中学高校裏)に来ています。
そこでは、自顕流の体験講座が行われていて、参加していたのは玉龍中学の1年生120名です。
体験講座が終わったところで、その指導を行っていた「NPO法人薬丸自顕流顕彰会」様へ芙蓉商事ココチ基金で購入した木刀24本を贈りました。
ココチ基金とは、社員の毎月の給料と年2回の賞与から、100円未満の端数を寄付してもらい積み立てたものです。
この基金は、福祉、文化、教育、自然環境等の中から地元に密着した活動をしている団体に助成し、有効に役立てようとするものです。
薬丸自顕流顕彰会様は、武技の鍛錬を通じて薩摩の士風を継承し薩摩武士の精神文化を次世代に伝える活動を行なっています。
木刀1本1本に「寄贈 株式会社芙蓉商事 ココチ基金」の文字を入れました。
24本贈ったのは深い意味はありません。芙蓉商事のフヨウが24に読めるから。それだけです。
「大切に使います」と理事長の薬丸様が申しておりましたが、そう長くは持たないだろうなあと思っています。
「チェエエエエエエ!」「バン、バン、バン!」「ハイ次!」