三人目は、南部清掃工場(ごみ焼却施設)様に配属の大橋克俊(70歳)さん。ここでは、ごみを運んできた車両の誘導係として勤務しています。
鹿児島市に清掃工場は、北部清掃工場、南部清掃工場、横井埋立処分場、リサイクルプラザとありますが、当社が管理している南部清掃工場には「燃やせるごみ」に限り持ち込めます。
間違えそうですが、”燃やせるごみ”と”燃えるごみ”は違います。
古紙類は燃えるごみだけど、燃やせるごみではないので持ち込めません。
利用者にしてみれば、捨てるつもりで持ち込んだ古紙類が捨てられない。持ち帰らなければならない。でも何とかしたい。その時の気持ちは・・・。お察しいたします。
でもこれが仕事だからキッパリいいます。ダメです。これは”資源ごみ”です。
資源ごみとは、再資源化が可能なごみの総称です。古紙の場合、水と薬品で古紙を溶かして、ろ過を行い金属やプラスチック等の不溶物を取り除き、インクを除去し漂白したものが再生紙原料となり、再生紙として生まれ変わります。
資源ごみを持ち込んだお客様には丁寧に説明し、民間のリサイクル業者を紹介することもあります。
大橋さんは今日まで通勤災害にあったことも労働災害を起こしたこともありません。退職まで45日。無事故で勤め上げることを一番の目標にして勤務されることをお願いいたします。
日別アーカイブ: 2019年2月15日
ブログ更新 (社長が行く(2/3))
二人目は、生涯学習プラザ・男女共同参画センター(サンエールかごしま)様に常駐する設備管理課の大小田和宏(66歳)さん。以前は、当社が管理する県庁の設備管理に従事していて60歳の定年を機に異動してきました。
「人に迷惑をかけない程度に頑張ってきた。会社に貢献できたかは分からないけど、資格と経験を少しは活かすことが出来たかな」と謙遜して言います。
「いろんな場面でサポートしてもらい助けられました。」と、一緒に働く責任者の検校さん。
退職の日まで後進の指導に当たります。
本人は70歳まで働くつもりでいたけど、数年前に腰を悪くしてから思うようにいかなくなったようです。
「人それぞれに良いところがあるので、それを伸ばして下さい」と後進へメッセージをいただきました。
良いところを伸ばせる会社、そんな会社でもありたいと思います。
三人目につづく。
ブログ更新 (社長が行く(1/3))
今年度も残すところ1ヶ月と半。今日(平成31年2月14日)は今年度末で退職されるスタッフ3名が勤務する事業所へいきました。
一人目は、マンション管理の長嶺賢吾(65歳)さん。福岡に帰るそうです。鹿児島は訳あって仮の住まい。定年を機に持ち家のある福岡での生活が4月から始まります。
福岡での生活は、趣味の山登りや釣りにいったり、近くにある博物館や図書館に通ったり。ボランティア活動もいいな。と楽しそうに話されていました。
第2の人生というフレーズが長嶺さんの口から出ましたが、新しい人生がこれから始まるのだと思うと、何かワクワクしますね。
ただ、残念なことがあって、福岡には銭湯(温泉)が少ないらしい。鹿児島県は2,764ヶ所と全国第2位の源泉を有するそうで、県内には284軒の銭湯があります。鹿児島市内も至る所に銭湯が点在し、温泉によく行っていたのでこれが心残りではあるけれど。と長嶺さん。
おすすめの銭湯をいくつか紹介してもらいました。機会があれば”おすすめ”を体感したいと思います。
「芙蓉商事での仕事を振り返ってどうですか?」
「感謝の一言です。会社の定期健診でガンが見つかり早期に治療できたこと。家の事情で仕事を休むことがあったけど快(こころよ)く代務を出してもらったこと。クレーム対応や相談に本社の担当者がすぐに動いてくれたこと」
眼の前で感謝と言われるとこそばゆいですね。本社総務課のスタッフやマンション管理担当花野さんの対応が良かったからでしょう。
第2の人生、応援します。
二人目につづく。