人生の最期に感謝の心を持って感謝の言葉を周囲に残すことができたら、生き方としては理想と日野原先生のお言葉にあります。
近所の方が、病院に搬送される救急車の中で、付き添ったホームドクターに「先生、お世話になりました。」と礼を述べられ、医師も涙されたとのことです。入院される前は、私の娘にも次の帰郷の時にはいないからと、戦争体験・人生論から恋愛論まで90年以上の齢を重ねた方の話は深く、心に残る人になって逝かれました。
人生の終焉だけではなく、別れを余儀なくされる場面で、感謝の念で去り、惜しまれる人であるには、使命感をもって行動し、他者への思いやりを忘れず、懸命に生きることではないでしょうか。それは日々の業務でも活かされることだと思います。