ブログ更新 (職場巡回:薩南病院様~山形屋福祉センター様(3の2))

11時、同じ階の「中央監視室」の扉をあけると、設備管理課スタッフの部屋。
新病院になっていいところの話をいろいろ聞かせてもらいました。
例えば「冷房が効く」こと。
旧病院ではオペ室から「冷房効かせてください」と言われても「これが精一杯」。
新病院になってからは余力があるのでこんなこともなくなりました。
部屋の感じもだいぶ変わって、前は操作盤が壁一面に並んでいたけど今はモニター1台で監視って感じです。
汗と油の匂いが漂っていた部屋はクーラー効果もあって汗臭くありません。
ただ、新しい設備は覚えることも多く、すべてを理解するのにはもう少し時間がかかるようです。

薩南病院設備業務_1_R
薩南病院設備業務_2_R

ブログ更新 (職場巡回:薩南病院様~山形屋福祉センター様(3の1))

2024年5月9日、3カ所の現場を訪問しました。
鹿児島市にある本社を9時15分に車で出発して最初に向かったのは40キロ先の加世田市にある県立薩南病院様。
1時間ほどで着きました。
通勤だと遠いかなと感じる距離ですが、病院清掃の大塚リーダーは鹿児島市内から車で毎日通勤しています。
10日ほど前、いつものように社用車で通勤していていると走行中にボンネットから煙があがったと総務課へ連絡がありました。
原因はラジエーターというエンジンの冷却装置が壊れたことによるものです。
ボンネットから噴き出したのは煙ではなく水蒸気だったようです。
この車は初年度登録から12年を過ぎて走行距離は20万キロを超えています。
タクシーでもないのに軽自動車で20万キロ超えは聞いたことがありません。
「このさい新しい車に替えましょうか?」
「ラジエーターを修理してもらえれば他はなんともありませんから!」
「まだ乗ります?」
「もちろんです!」
修理代は約5万円。廃車にすればゴミ。
財布にも環境にもやさしい選択をしてくれました。
10時15分、その大塚リーダーが病院の玄関に迎えにきてくれました。
旧薩南病院だと清掃スタッフの詰所まで何の問題なく進入できたのですが、新病院になってからは簡単には通してくれません。
昨年のゴールデンウィークに旧病院からの引越があったので、新病院になってちょうど1年になります。
大塚リーダーが、要所要所で病院関係者が持つカードをピッとかざして扉を開け、建物の奥深くへと進んでいきます。
清掃スタッフが待つ部屋に入るとパーテーションで仕切られた机に向かい合って座って整列していました。
新しい建物に移って大変だったことは、作業箇所とそこまでの道順を覚えることが全員の一致した意見です。
デパートだと、1階は化粧品とブランド品、地下は食品売場で、肉売場の先にトイレがあって、魚売場のカドに1階に通ずる階段がある、など目印があるので何回か通るとだいたいわかります。
デパートは広場で見渡せるけど、病院は同一色で変化のない壁と通路、迷路のようです。
スタッフとの面談が終わって「見送りは結構」と部屋を出たものの、さっそく右だったか左だったかわからずに、次の現場まで連れていってもらいました。

薩南病院清掃業務_1_R 薩南病院清掃業務_2

ブログ更新 (職場巡回:セラ602様)

2024年4月12日、職場巡回でセラ602(鹿児島中央地下駐車場)様にいきました。
清掃スタッフが待つ控室にいくと”はじめまして”という感じで迎えられました。
はじめましては私もそうですが、2人のスタッフ同士もはじめましての初対面です。
仕事は2人一緒ではなく、Aさんが出勤の日、Bさんは休み、日替わりシフトです。
いままで面識はありませんが、業務日誌でつながっていました。
働いたあとに書く業務日誌、同僚はどんな方だろうと想像を働かせていたのではないでしょうか。
面談中にさっそく「時間帯によって駐車場を利用する人の流れが変わるから、それに合わせて清掃箇所を変えていく」などの情報共有が行われました。
今日、2人がはじめて一緒になったのは、このあと品質検査と労働安全の研修が現場で行われるからだそうです。
今日から業務日誌は、同僚の顔を思い浮かべながら書くことでしょう。
顔を合わせたことで気持ちの変化が文字にあらわれるでしょうか♪
写真を撮りましたが1人は背中を向けています。
さからって従わないとかではなく”恥ずかしいから”、それだけです。。

DSC09159地下駐車場

ブログ更新 (職場巡回:市民文化ホール様)

2024年4月10日、職場巡回で市民文化ホール様にいきました。
「写真を撮るのに第1ホールはどうでしょう?」
「・・・」
「第2ホールは?」
「・・・」
「市民ホールは?」
「点検とかに業者が入っているから駄目でしょうね。屋上にいきましょうか」
今日は休館日、館内の照明は落とされているので薄暗いなか、当社の設備管理スタッフの後ろをついて5階まで上がりました。
屋上に出る扉を開けて外に出ると、先頭を行く責任者の大迫さんがつまずきそうになり、私は足を取られそうになりました。
「眩しい」
まぶし過ぎて目を開けられません。
拷問にかけられているようなまぶしさです。
まぶし過ぎて痛い。
痛くて涙が出てきたので、これは強烈な光線から目を守るための条件反射でしょう。
太陽の光がまぶしいのではなく、床一面からの照り返しに襲われて、右手は目がしらを押さえ、左手は床の方に伸ばしてちょっと待ってくれー、という状況です。
最近防水用の塗料が塗られたらしく、それを見せたかったようですが、スタッフもこのまぶしさは予想外だったようで、屋上にいるあいだずっと苦しがっていました。
この建物は完成から40年になり、補修工事や機器の修理交換が進んでいます。
「不具合が起きると設備スタッフの腕の見せ所ですね」
「時間をかけて点検修理できるのであればいいけど、漏電とかの急を要する場合は今までの経験とか技術が役に立つでしょうね」
一昨日は宮崎で震度5の地震が起きて、鹿児島も揺れを感じました。
いつ何が起こるかわからないあらゆるトラブルに備え、不具合が発生したらすぐに対応する。
そこが腕の見せどころでしょう。

市民文化ホール1 市民文化ホール2

ブログ更新 (職場巡回:大塚クリニック様)

2024年4月4日、職場巡回で大塚クリニック様にいくと、清掃スタッフの斎野さんが玄関先に待っていてくれました。
「写真とるからニッコリお願いします」
「ギュ」
「笑顔ください」
「ギュギュ」
「どうしました?」
「歯がないので笑えない」
山形屋から友達が買ってきたローストチキンをかじった拍子に差し歯が取れて口を開けられないと言います。
たかが歯の1本。
でも、本人にとっては相当に恥ずかしいことだと思います。
過去、斎野さんから転んだり重いものをもったりで、腰を悪くした話を3回聞きました。
あれから、喜寿(77歳)にちかい年齢でもあるので、転ばないように気をつけてはいます。
3回は立ち直れましたが、4回目も立ち上がれるとは限りませんので。
「渋沢栄一の1万円札にいつあえるのだろうと楽しみにしているのに一向にあえない」
2024年に新しい紙幣が発行されることを知っていた斎野さんは、1月1日に出ると思っていたようです。
「どうしたのだろうと思ってスマホで調べてみると7月からだって、ギャハハ」
マスクをつけているので歯は見えません。
「コロナ前だとマスクは怪しく見られたけど今はそんなことないからよかった」
2ヶ月に1回の女子会(小学校の同級生)が楽しみだそうです。
体を悪くしている人もいるので、同級生の中では元気な方です。
「芙蓉商事に感謝、大塚クリニック様に感謝、仕事ができて感謝」
「転ばないように気をつけてくださいね」
「あした歯医者いってきます」

大塚クリニック1 大塚クリニック2