ブログ更新 (ココチ基金:くすの木自然館様 )

鹿児島市内にある本社から、右手に錦江湾を見ながら海岸沿いに車を走らせて約30分のところに重富海岸があります。
かつてはアサリ、ハマグリの潮干狩りが楽しめる干潟として、年間数万人が訪れる場所でした。
その貝はしだいにいなくなり、現在は自然保護のため潮干狩りは中止されています。
2023年6月2日、重富海岸で環境保全活動や環境教育の企画運営を行っている「特定非営利活動法人くすの木自然館」様へ「芙蓉商事ココチ基金」から寄付金をお届けしました。
2007年から寄付を続けて17回目となります。
活動拠点の「なぎさミュージアム」に伺うと、水槽の生き物が増えたように感じました。
代表理事の浜本さんによると、漁師さんが好意で持ってきてくれるとのこと。
港では、売り物にならないサカナ類は海に返されますが、珍しい生き物だと「なぎさミュージアム」はいらんかな、と運ばれてきて運が良かったのか悪かったのか水槽で飼われることがあります。
NHK朝ドラの「らんまん」では主人公の万太郎が植物図鑑づくりに取り組んでいます。
テレビをみていて図鑑づくりは大変なことだというのがよくわかります。
今年3月「錦江湾奥干潟の生き物図鑑」が世にでました。
発行したのは「くすの木自然館」です。
昨年3月から12月にかけて、錦江湾奥の干潟の生物調査をおこない、確認した生物のうち主なもの225種を掲載しています。
「たくさんの方がこの図鑑を手にして身近にある干潟の豊かさや、その大切さを知っていただければ嬉しいですね」
※NPO法人 くすの木自然館
http://kusunokishizenkan.com/
※芙蓉商事ココチ基金とは、従業員の毎月の給与と賞与から100円未満の端数を寄付いただき、集まったお金を福祉、文化、教育、自然環境等の中から地元に密着した活動をしている団体に助成し、有効に役立てようとするものです。
http://www.fuyoshoji.co.jp/activity/cocochi.html

くすの木自然館様1 くすの木自然館様2

ブログ更新 (職場巡回:山形屋福祉センター様)

2023年5月19日、職場巡回で山形屋福祉センター様にいきました。
3日前は30度を超える今年初の真夏日となりましたが、今朝は昨日からの雨が霧雨となり少し肌寒いくらいです。
到着したのは午前8時20分。あたりは静まりかえり鳥の声がさえわたっていました。
「今年もまた体育館の壁に据えられた時計の裏にツバメが巣作りをはじめましたよ」とおしえてくれたのは警備業務係の永仮さん。
ムカデも近くに生息しているらしく巡回中に出くわすのだそうです。
「踏みつぶすとか?」
「ここら辺にいるのは体調15センチ位と大きいので足は出せません。ホウキでアッチいけ」
自然豊かな場所にある警備の仕事は夕方の6時に始まり翌朝9時まで続きます。
その間に巡回が夜2回と朝1回。
巡回は、ラグビー場・野球場・テニスコートなどがあるグラウンド外周と、体育館や宿泊施設を見て回ります。
2回目、3回目の巡回にかかる時間は30分。
1回目だけは各部屋ひとつ一つ見て回るので60分かかるそうです。
建物は築35年となり壊れやすくなっているところもあるようで、備品の取り扱いは特に気を使っているそうです。
永仮さんは69歳、職場の健康診断では異常なし。
ご自身のカラダにもいま以上に気を使っていただき異常なしを続けられますように。

山形屋福祉センター様1 山形屋福祉センター様2

ブログ更新 (職場巡回:日本ガス様)

2023年5月12日、職場巡回でJR中央駅から歩いて5分位のところにある日本ガス様の本社へいきました。
こちらの建物の清掃作業に配属されているスタッフの古園孝子さんは71歳になります。
30年ほど前に国家資格であるビルクリーニング技能検定に合格、以前は”技能士”としてスタッフの指導も行ってきました。
試験は実技と学科があり近年の合格率は40%前後。
簡単な試験ではないこともあり、新入社員からは”あこがれの先輩社員”と見られています。
その先輩社員もよいお年ごろ。
気になることがあり病院にいくと「加齢ですね」と先生のひと言。
それまでは「何歳まで働こうかな」、と考えたことはなかったそうですが”加齢”の一言があってから、まずは75歳までは働こうという気持ちに変わったようです。
「そのあとは?」
「そのときがきたらまた考えます」
先ほどの先生からは「95歳までは長生きしますよ」、とも言われたそうです。
その明らかな説明はなかったようですが。
80歳をすぎて働いている人もいるので、そこまで働いたとしても95歳まではまだ15年。
何歳まで働いてもらえるのでしょう。
先輩社員に注目が集まっています。日本ガス様1 日本ガス様2

ブログ更新 (職場巡回:薩南病院様設備管理)

2023年5月2日、薩南病院様の中央監視室に行くと、当社の設備管理スタッフと病院の事務長様が何やら打合せをしていました。
「引っ越し前の打合せですか?」
「新病院の方ね」
現在の病院は1979年に建てられたので44年になります。
この年、芙蓉商事の本社に勤務していた児玉さんは、2週間位「薩南病院」へ手伝いに行ってくれと頼まれました。
あれから44年、65歳になった今も本社に戻ることなく勤務し続けています。
宇都さんも本社に勤務していましたが、24歳の時に異動になりました。
あれから36年、責任者として今も勤務しています。60歳になりました。
二人の人生は薩南病院と共にありました。
二人の奥様とも薩南病院で知り合ったそうです。
60歳と65歳になり、8日から「新薩南病院」の設備管理員として再出発となります。
「これからは若い人の時代だからね」と横にいた入社11年の篠原さんをちらり。
その目は、少し寂しそうに感じましたが「まだまだ若いもんには負けられない」という目だったのかもしれません。

薩南病院様設備管理1 薩南病院様設備管理2

ブログ更新 (職場巡回:薩南病院様清掃業務)

ゴールデンウィークなか日の2023年5月2日(火)、薩南病院の外来診療待合室は10人ほどでひっそりとしていました。
この病院での外来診療は今日で終わり。
週明け月曜日の8日に開院する「新薩南病院」へ引き継がれます。
当社清掃スタッフも引っ越しに忙しくしておりました。
スタッフの土元さんは勤続17年。
これまでの思い出話をうかがうと「スタッフみんなよく笑うんですよ」。
笑うとカラダにいいという研究結果があります。
脳の働きが活性化するとか、血行が促進されるとか。
免疫力も高まるらしい。
清掃スタッフは今まで誰一人としてインフルエンザにかかったことがありません。
新型コロナウイルスは、誰も感染していません。
笑いの効果でしょうか。
感染防止対策の効果もあるのでしょう。
「マスクを着けての夏場の作業は苦しいし、目を守るためのシールドを着けての作業はやりづらい」とは責任者の大塚さん。
休憩時間は笑いで免疫力を高め作業中は感染対策を徹底する。
ダブルで効果が高まったのかもしれません。
ほかのスタッフにも思い出話を聞くと、一番多かったのが「最初の頃は迷路の中にいるよう」。
8日からは新病院での勤務となります。
迷路に足を踏み入れ、新しい作業手順や作業方法と、しばらくは手探りでの作業となることでしょう。

薩南病院様清掃業務1 薩南病院様清掃業務2