ブログ更新 (職場巡回:合同庁舎様)

2019年7月5日、職場巡回で山下町にある鹿児島合同庁舎様に行きました。
建物の設備管理と清掃業務に当社のスタッフが働いています。
時間を少しとってもらって話をきこうと控室にいくと、すぐに始まりましたワンマンショー。
清掃スタッフの西田さんの一人トークは止まりません。しゃべるはしゃべるはいろんなこと。
65歳になるというのに達者なのは体だけではありません。クチも達者、脳は人並み以上です。
脳が人並み以上に強かったから今ここにいられる、とも言えるでしょう。
驚いたのは44歳の時にくも膜下出血で入院。手術が終わり目が覚めると「あー、生きてるんだ」と思ったそうです。
それで終わりではありません。しばらくして2回目の手術を経験して、あれから20年、何の後遺症もなく、働き続けて今ここにいます。
運が強いのでしょうか「生きてるんだ」と思ったとき、一生懸命働こうと強く心に決めたそうです。
だから、西田さんは、今日もよく働き、よく笑います。
※写真の背景に写っているのは建設中の「御楼門(ごろうもん)」。ちょうど道路はさんで向かい側になります。DSC09053_-_コピー

ブログ更新 (職場巡回:警察庁舎様)

2019年7月4日、職場巡回で鹿児島県警察庁舎様に来ています。
この建物の設備管理業務を当社が行っていますが、プロの仕事とは大変だと思います。
責任者と入社3ヶ月のスタッフの話をきいていてそう思いました。
プロフェッショナルとは、報酬をいただき優れた技術や才能を生かして仕事をする人。
とすると、対価を支払う人(お客様)が満足する仕事が求められます。
その人がベテランだろうが新人だろうが、お客様からすると「プロ」。
その期待に応えられないとなるとプロとはいえません。
電話が鳴ると、一瞬、時間が止まったように感じます。
設備管理のスタッフがいる部屋にかかってくる電話は、県警職員様からの直通です。
プロを頼りに掛けてきた電話です。プロとしての自信をもって受けなければなりません。
そこが、入社3ヶ月のスタッフにとっては、少しばかり、まだ、自信がないところです。
「トゥルルルル」「パッ」、とはとれません。
「大丈夫ですよ、高校卒業の新入社員でも立派に育っていくから」、と責任者の一言に、親心(おやごころ)のようなものを感じました。
当社の行動指針の一つは、「向上心をもち技術の研鑽(けんさん)につとめる」。
研鑽とは、深くきわめること。
入社して”まだ”3ヶ月なのでこのレベルの技術でいいと思うのか、”もう”3ヶ月と不安になるのか。
技術は1日で身につくものではないので、あせらずに向上心を持ち技術の研鑽につとめてください。
最初から高度な技術を持つ人はいません。
会社には新人がいてベテランがいる。
ベテランは新人を育て、やがて新人はベテランになっていく。
昨日は、猛烈な雨で鹿児島市内全域に避難指示がでました。
この警察庁舎の建物に、豪雨による被害が出なかったのは、設備のプロによる管理(排水ポンプなど)が行き届いていたからでしょう。DSC09041_-_コピー

ブログ更新 (新入社員研修:活お海道)

昨夜は、大隅半島の南端にある「ネッピー館」に泊まる。
今日は、フェリーを使って反対側の薩摩半島に渡ります。
大雨による避難勧告が出ていたので、もしや欠航かと思いきや、時間どおりに港を出ていきました。
雨はバンバン船体をたたくけど、そう揺れることもなく時間通りに山川港に着く。
2019年7月3日、当社が運営している「道の駅山川港活お海道」で新入社員研修を行いました。
6月12日から勤務している3名の方はレストランで調理と食器洗浄を担当しています。
研修は、同日入社の3人、それに同じ部署での仕事ということもあるのか、それぞれに遠慮がなく会話が続いていきました。
先輩社員ともなじみ、入社してまだ1ヶ月もならないのに、もう、ずっと昔から働いているようだと、3人がクチをそろえて言うので、みんなとのチームワークもいいのでしょう。
研修が終わりテレビに目をやると、鹿児島市内に昨日から出されていた「避難勧告」は、「避難指示」へと警戒レベルが上がっていました。
これから、鹿児島市内へ車で帰ります。気持ちの警戒レベルも高めて帰ります。DSC09032_-_コピー

ブログ更新 (ココチ基金:薬丸自顕流顕彰会様)

ブルース・リー(香港の武術家、俳優)の怪鳥音を思い出した。あの、格闘の際に発する「アチョー」です。
なぜ、思い出したかというと、聞こえてきたからです。アチョー。
正確には「チェストー」かもしれないし「イャアー」かもしれないけど、聞こえてきました。
これは怪鳥音ではなく、「猿叫」と呼ばれているらしい。
猿が叫ぶ、と書いてなんと読むんだろう。さるさけび、エンキョウ?
猿が叫ぶか。
目にしたそれは猿ではなかったな。迫力が違うというか気迫が違った。
鬼気迫る、といったら言い過ぎかもしれないけど、これで向かって来られたら怯(ひる)むな。
声の主は、野太刀の技を継承した自顕流(じげんりゅう)の使い手の皆さんと生徒。
2019年6月22日、鹿児島市池之上町の「福昌寺」(玉龍中学高校裏)に来ています。
そこでは、自顕流の体験講座が行われていて、参加していたのは玉龍中学の1年生120名です。
体験講座が終わったところで、その指導を行っていた「NPO法人薬丸自顕流顕彰会」様へ芙蓉商事ココチ基金で購入した木刀24本を贈りました。
ココチ基金とは、社員の毎月の給料と年2回の賞与から、100円未満の端数を寄付してもらい積み立てたものです。
この基金は、福祉、文化、教育、自然環境等の中から地元に密着した活動をしている団体に助成し、有効に役立てようとするものです。
薬丸自顕流顕彰会様は、武技の鍛錬を通じて薩摩の士風を継承し薩摩武士の精神文化を次世代に伝える活動を行なっています。
木刀1本1本に「寄贈 株式会社芙蓉商事 ココチ基金」の文字を入れました。
24本贈ったのは深い意味はありません。芙蓉商事のフヨウが24に読めるから。それだけです。
「大切に使います」と理事長の薬丸様が申しておりましたが、そう長くは持たないだろうなあと思っています。
「チェエエエエエエ!」「バン、バン、バン!」「ハイ次!」

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ブログ更新 (技能実習生の成長を伺う)

ベトナムからトゥアン社長が当社にやってきました。
一昨年の11月18日にベトナムでお会いして、今日が2019年6月18日なので、1年7ヶ月ぶりの再会です。
話が少しややこしいので、先に外国人技能実習制度について説明すると、実習生は「送出し機関」と「監理団体」を通して受け入れることになっています。
そのベトナムの送出し機関であるキンバック人材開発株式会社の代表者がトゥアン様です。
今日は日本事務所の女性の方も一緒です。
監理団体は、横浜に本社があるHRS事業協同組合様。今日は、監事の植草様がお見えになりました。
そこに、仕事を終えたズイ君とクオン君が帰ってきたので同席してもらいました。
二人は、トゥアン社長の会社の研修生で、植草様の組合が監理する実習生です。
今日のことは実習生には知らされていなかったのでビックリした様子でした。
最初は、うつむき加減だった二人も、トゥアン社長と研修生時代の話で盛り上がったのか、次第に笑顔をみせて声も大きくなっていきました。
(まったく理解不能なベトナム語なので、その場は、何か、一人だけ仲間はずれにされたようです。たぶん、横にいた営業部長の池田も同じ気持ちだったのでは、と思う。)
いつもだと、実習生との会話はポツリ、とつぶやく程度。声をかけてもポツリ、ポツリ。
それが、母国語で、同じ国の人との会話だと、こんなにもよくしゃべるんだなあと、じっと聞いていた。というより目で会話をおっていた。いや、ただキョトンとして会話を眺めていた。
送出し機関のキンバック人材開発株式会社様、監理団体のHRS事業協同組合様には引き続きお世話になります。
受け入れた二人の実習生は責任をもってお預かりいたします。

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